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ブログ 2021年06月の記事一覧

2021年 6月 3日 模試のいろは~国語編~

 
 
みなさんこんにちは!

もう6月になってしまいましたね。もうそろそろ梅雨が訪れてもおかしくないのではと思います。
ところで、この「梅雨」という言葉。みなさんはこの言葉が夏の季語だということはなんとなくわかるでしょうか。
季語? なんだっけそれ?? という人は勉強に飽きたときにでも国語の資料集や便覧を見てみてください。
季語の知識があると古文がだいぶ読みやすくなりますよ(^O^)
 
 
 
……というわけで、前置きが長くなりましたが、今日のブログテーマは昨日に引き続き「模試のいろは」です。

私からは前述のように国語について書いていこうと思います。
 
 
とりあえず一言挙げると、「国語は感覚で解かない方が良い」ということです。

この言葉、自分が高校生だったときにそのまま言ってやりたい言葉ですが、そうです、感覚で解かない方が良いです。
これは私の高校の担任の先生が教えてくれたことなのですが、国語とて必ず正解の根拠があります。
まるで数学の回答のように、現代文の問5の答えが④になる理由は存在するのです。(あくまでも例ですよ)
 
「国語の問題は正解という正解がないから難しい」といった声をよく聞きますが、いや、よく考えてみてください。
正解が無かったら先生たちどうやって採点するのよ! となってしまいます。
 

そこでポイントなのが、感覚ではなく「採点基準を意識して解く」ことです!

現代文なら、本文に出てきた単語と問題の選択肢の言い換えがきちんと当てはまっているかや、作者が一番強調しているところはどこか……などを探していくと、出題者が喜びそうなポイント(採点基準)に行き着くと思います。

古典や漢文は、やはり基本の単語の知識がモノを言うと思います。
また、前置きに挙げたような「古典常識」もあると、ますます読みやすくなるはずです。
出題者はその辺りを踏まえた問題を出題してきそうな気がしませんか???
 
このように出題者になった気持ちで解く、国語の問題は解きやすくなるのではと思います。
 

みなさんだったらどこをどう問題にしますか?
現代文だったら、古文だったら、漢文だったら……
是非考えてみてください。

そして、その考えこそが模試中にみなさんが意識して解かなければならないポイントなのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
と、偉そうに書いてきましたが、私も国語の問題に翻弄された一人です。

やはりたくさん問題を解いて直して解いて…を繰り返す必要はあります。
出題者の気持ちに近づくためにも、国語こそ模試後の復習を欠かさずやるといいと思います。
そのときに回答の根拠を明らかにする良いと思いますよ!
 
 
 
長々と綴ってきましたが、私からの「国語のいろは」は以上です!

みなさんが模試で一点でも多く点数を取れることを願っています。
 
 
明日は大山先生です!
お楽しみに〜
 
 
 
 
 

 

2021年 6月 2日 模試のいろは  ~物理編~

 
 

 

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2021年 6月 2日 模試のいろは ~数学編~

皆さんこんにちは! 

担任助手一年の井上です

さて、今日はちょっとシリアスな話題ということで、閑話をすっ飛ばして本編

入ります。今日のテーマはずばり、模試の数学についてです。数学に関しての

基本を模試を絡めてお伝えできたら幸いです。それでは早速語っていこう!

 

先に言っておくと、数学はある程度基礎的な道具を手にして考える科目です。

なのでたとえば、二次関数を整理して分かりやすくするには式変形、因数分解

や平方完成が出来なくてはならないし、三角関数の方程式を解くには基礎的な

公式を用いた変形が不可欠です。これは1Aから3まで共通して言えることです。

なので、各単元の教科書レベルの知識があいまいな人はまず、教科書にあるような

簡単な練習問題や、傍用の問題集での練習を通して基礎知識を

インプットするよう心がけよう!

 

基本的な知識が固まってきたならば、あとはそれを使いこなすための訓練

が要ります。模試、とくに共通テスト模試は良い実践の場です。誘導して

いくような程よい難易度の小問がずらりと並んでおり、自分の持つ知識を

正しく、かつ素早く運用運用できるかを明確に問うてきます。もちろん、

最初のうちは知識の抜けがあったり、問題集が多すぎて間に合わない、

なんてことも起きがちですが、これは誰にでも起きえますし、僕も経験

しました。何より大事なことは、そこで忘れていた箇所、時間のかかる所

に気付き、マスターや普段使っている問題集で早急に復習しておくこと。

それを繰り返すごとに基礎の抜けが埋まっていき、着実な数学の点数の伸びに繋がります。

 

しかし、ここまでのことが出来ており、基礎ががっちりと固まっている人

でも、記述模試では答案がなかなか書きにくい人は多いと思います。記述

模試ではマーク模試のような誘導の形式が薄れ、問題の主張を読み取って

自分でいちから解答を練り上げなければならないのは確かに難しい。ただし、

0から思考を展開する必要はありません。例えば、同様に確からしい事象を

見極めて計算を行ったり、n回試行の問題なら漸化式が立たないか図を書いて

検討してみるし、整数なら約数や余りに注目する、範囲を絞るために1変数に

してみるなど、各分野での基本的な初手で考えることが存在します。こうした

初手にするべきことは、難易度の高い問題集の解説や東進の演習や記述模試の

解説といった限られた部分に載っているので、今後演習をする際は初手に何を

しているかに注目してやると、今後の記述模試で答案を書きやすくなります。

 

さて、記述答案に関する注意にも触れたいところですが、字数が膨らみ過ぎる

ので一言だけ、同値変形する人はその前後に注意をしっかりと払うこと!

 

今日のブログは以上です。

次回は大祐先生です!お楽しみに!!