休み明けのテストや久々の授業に早くも疲れを感じている生徒をたまに見かけます。
しかし、まだ夏は完全に終わってはいませんよ!
秋に向けてまだまだできることはあります。
そこで僕の受験期の過ごし方を紹介するとともに、皆さんへ大事なことを伝えさせてください。
高校3年生の夏は、とにかく勉強漬けの日々。
毎日ほとんど東進にこもっていて、1日あたりの勉強時間は大体12時間ほど。
夏休みは「これ以上はできない」と思えるくらい勉強に打ち込んでいました。
夏に意識していたのは、夏休みに入る前にインプットしておいた内容の中で、まだ不安が残る部分をとことん固めること。
特に数学Ⅲや物理の電磁気分野は自分の弱点だったので、集中的に取り組んだ記憶があります。
この夏で一番大きかったのは、「モチベーションや模試の結果に流されず、コンスタントに勉強を続けられたこと」ですかね。
勉強はどうしても気持ちの波に流されやすいですが、波をできるだけ小さくして、毎日積み重ねられたことが合格につながった大きな要因だったと今でも思います。
もちろん大変なことはたくさんありましたが、すべてが今となっては自分の力になったと思います。
これから受験を迎える高校3年生のみなさんに伝えたいのは、「受験期は辛いけど、終わってみれば必ずいい思い出になる」ということ。
大学生活を想像して、「そのために今頑張るんだ」と思えば、きっと前に進む力になるはずです。
そして高1・高2生のみなさん。
受験期に一番大きな力を発揮できるのは、実は「低学年のうちにどれだけ準備をしてきたか」による部分が大きいです。
早い時期から勉強を重ねておけば、本番の受験期に周りに差をつける“底力”となって表れます。
今からの努力が未来の自分を助けてくれるので、頑張りましょう!