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2022年 7月 8日 大学での学びを伝えたい

 

皆さんこんにちは!

つくば校担任助手2年の井上です!

 

最近はすっかり夏の気候ですね。

リュックサックを背負って移動すると汗でびっしょりになる、そんな嫌な出来事にもめげずに生活していきましょう!

 

さて、大学で学んでいることというテーマで、今回は主に私の興味がある分野についてお話ししていきたいと思います。

同じ進路を辿りたい方はもちろんのこと、その他の方も大学での学びの1つに取り入れたいなと思っていただけるととても嬉しいので、ぜひ参考にしていってください。

さて、興味があることを、という題目で始まっておきながら、まずは理系を進む方には避けて通れない分野、線形代数と微積分の基礎について触れていきます。

私の所属する地球学類を含めた理学系の学部では、こうした数学の基礎教養となる科目を1年時に学ぶことが運命づけられています。

これらの分野は初見でめんくらった結果、敬遠されてしまいがちな分野なので、そのための対処法について少しお話ししていきます。

 

微積分についてはシンプルに、高校の数学3の範囲の微積分に親しんでください。これが大学における微積分の入口にあたる分野です。

ここでの知識を踏まえた計算がビシバシ展開されていきますので、つまづかないようにすることが微積分の入り口で一番大切なことになります。

線形代数に関しては、まずは計算規則や計算手法に慣れていく意識を持って進めてください。

高校生の方にはあまりピンとこないかもしれませんが、この分野での行列という概念は本当にいきなり始まります。

この概念の扱い方を、まず疑問を持つより操作を受け入れて先に進んでいくこと、その後で操作などの理解に努めることが、この分野を進めていくことが理解の早道になると思います。

大学に進んだ際にはこれらのアドバイスを生かし、自分なりにこれらの必修に向き合っていってほしいと思います。

 

さて、では次に面白いな、興味深いなと思った学びについて触れていきたいと思います。

私はこの先気候に関する専攻を志しているので、興味も当然気象学、、、ではなく地層学にあります。

いやなんでやねん、地層なんて地面の中身を見て何が楽しいんやと思う方も多いかと思います。

何を隠そう、大学で授業をうけ、フィールドワークに出る前の私がそのような考えの持ち主でした。

しかし、授業で地層に関する学びを得て、その上で地層を見るためにフィールドワークに出たことで、その見方が一新されました。

地層を見るというのは、ただその場にある地層を見るだけの行いではありません。

目の前の地層を見て、その中にある細かな特徴に目を配ることで、この地層ができた環境で何があったのか、どうしてこの地層がここへやってきたのかが分かります。

何百、何千万年前の出来事を、今を生きる私たちが思い描けるわけです。これって冷静に考えてすごいことじゃありませんか?

といった形で、私は地層学に興味を持つようになりました。地層とか興味ねえしと思っていた人間がこうなるくらいです。

皆さんも地層学やフィールドワーク、あるいはそれ以外のなんの接点のない講義を受けてみるのも、興味関心を見つけるいいチャレンジなのかもしれません。

 

さて、この辺りで今日のブログは終わります。もっと詳しく聞きたい方は私を校舎で捕まえて質問してください。

では、明日はブログおやすみで、明後日は新テーマ「夏休みの勉強方法」のもとで、澤先生がブログを書いてくださります。

それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。