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2022年 9月 21日 単ジャンの使い方、もう板についてきたかな
みなさんこんにちは、つくば校担任助手2年の井上です。
さて、大学生の夏休みも終わりかけ、そろそろ野外実験の期間に入ってまいりました。
野外実験ってなに、という方に宣伝しておくと、私の通う地球学類では専門ごとに野外実験という
休みを生かした形の授業があります。文字通り外へ出て実地での学びを得る形の授業ですね。
学問的な興味はもちろん、こうした授業に惹かれて地球学類に入った節は個人的には大いにあります。
みなさんもぜひ、進学した暁には自他の学科問わず、こういった巡検のような形の授業を楽しんでください。
さて、今日のブログテーマは単元ジャンル演習についてということなのですが、その仕組み、進める理由、進め方まで、
今までのブログ内で語り尽くされちゃってますね。とりを務める人の難しいところです。
ここでは、優秀な読者の皆様は単元ジャンル演習についてよくよく理解している、として
そこから少し外れた話をしていきます。まあ詰まるところ
「やらなきゃならないことはわかるけど、それでも手が付かない」点について考えましょう。
まず、単純に演習のレベルが高すぎて手が付かないという人、そのため演習よりインプットを優先したい人へ。
わかります。私が実体験として単元ジャンル演習に抱いていた想いがこれでした。
まだ志望大の高みについてないのに、こんな解説もすぐ見れない演習セットなんぞやってられるか。
参考書、すでに解説のついた問題集を高速で回した方がいいのではとばかり思い、演習を軽んじる。
一見するとこれは正しそうに見えますが、今なら違うと分かります。
市販の参考書というのは、東大などの著名な大学を除けば大抵志望校に特化しません。
広い分野を満遍なくやらせることに主眼を置く本、あるいは狭い単元をひたすら深く学んでいく本。
入門書、優しく広い範囲をさらった本なんかも最近は増えてきていますね。
さて、この中に単品で受験まで4、5ヶ月の状況となった受験生にとって適切なものはあるでしょうか。
まあこういう聞き方する方をするからには答えは察せますね。ありません。
あえて言葉を選ばずに言えば、ぜんぶ、遠回りのルートです。
ここに、単元ジャンル演習の近道価値があります。あえて、全ての分野を学びません。狭い深掘りもしません。
過去のブログの通り、志望校に出る範囲に絞った程よい範囲の演習が一人一人に設定されます。
まあ演習量は全然程よくないことは置いといて、時間のない今の時期にこれほど重宝するセットはありません。
それでも、インプットが足りず復習したい、という方は、手元の教科書、あるいは参考書を見て
単元ジャンル演習に出ている分野に絞り復習していきましょう。
そのほうが、新しい問題集を進めるより早く入試に出る分野の理解、演習が進みます。
科目全体で見れば偏った、不完全な理解になるでしょう。それでいいんです。
完全を目指し無理にいろんな内容を取り込もうとする人間は、大勝ちするか、私のように惨敗するかの二択です。
みなさんの不安はわかりますが、それでも、今は目の前にある演習の理解に努めてください。
どうか、賢い皆さんはこんな愚か者と同じ道を進まないよう、気をつけてください。
さて、長くなってしまったので次の話に移りましょう。
やらなきゃならないけど、いまいち動かないな。そんなタイプの人に向けてです。
目の前にやるべきことがあるのに動けない、なかなか重要性が分かっても行動に移せない。
わかります。こういったタイミングで動けない人を自他ともに知っています。
なぜ動けないのか、と言われれば個性の範疇だと考えています。
では、そんな人はどうしても動けないのか、と言われればそうは思いません。
自分の状況がやばいと認識できれば人は動きます。極論ですが、命の危機ともなれば絶対誰でも動くでしょう。
こうして私もブログを書けています。締め切りが近いかr、いいえ、なんでもありません。
動く能力は間違いなく人間に備わってますし、一回動けばこっちのものです。この点は己を信じてください。
あとはいかに動かすか、です。自分の動くきっかけが何なのかをしっかり見直しましょう。
締め切り、学校、東進、体力が十分あること、まずは簡単な問題から解く、などなど。
こういった状況を作り出せるようにする、難しければ家族や友達の協力を仰ぐ。
どうしてもできない、ではなく、受験も近づいてやばいから何か対策しよう、と前向きにいきましょう!
さて、今日のブログはここまで、今後の新テーマでの投稿をお楽しみに!
次回のブログは平須賀先生です!また来てねー!!