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2018年 12月 20日 夢と志のおはなし
さて今日は夢と志のお話です。夏に精華大学に留学した生徒のHRがありましたね。
それに合わせてブログも志ウィークとしていろんな先生が思う志を書いてくれました。
私も書いていましたね。
目標と夢と志の違い。
前回は夢と志は今は同じでいいと書きましたが、実際は少し違います。でも明確な定義ははく、正解もありません。担任助手になってからずっと考え続けているテーマですね。
最近この考えが一歩進んだので書き留めておこうかと思います。
正解はありません。人によっても違います。あくまでも紀藤先生の一例として読んでいたでければと思います。
■私たちが持つべきは夢
夢はありますか?
夢はあった方がいいなと思いますね。かっこいいじゃないですか。夢がある人ってまず目がキラキラしてるし。
やりたいことがあって、それを叶えるために動く。うん、素敵ですね。
ちなみにここでいう夢は将来の職業ではないです。あなたが今何をしたいか。
一日中寝てたい!!!いいですね、それも夢です。
でも人間不思議なもので何かが叶うとその次を求めるようにできているんですよね。たくさん寝ると動きたくなる、みたいな。
何かをしたいと思って、それが自分にできると信じて、そのために努力できたら、それは立派な夢です。
■志は生まれてしまうもの
私は以前のブログで私の志は「自分の考える善い教育を追求し、それを実現する学校を建てること」
と書いています。しかし今の私の結論としてはこれは志ではなく夢です。
じゃあ志は何か。それは自分の内から生じたやらなくてはならないという使命感です。
正直私は人とかかわるのが苦手です。人見知りだし、他人の目が気になるし。
でもじゃあどうしてこの仕事をしているのか、教育を勉強しているのか?それは私の志だからなんだと思います。
好きでも嫌いでも嫌でもめんどくさくても私がやらなきゃいけないこと。私の使命。それに気づいてしまったとき、それは志になるんだと思います。押し付けられた使命ではなく、内から湧き出てきた使命感…伝わりますかね。
志は仕事にしなくてもいいと思います。
例えば10年後学校という組織があるかなんて分かりません。今目指している職業は無くなってしまうかもしれない。でも学校が無くなったからといって私の志は消えません。志に通じる仕事をするかもしれないし、全く関係のないことをしながら志について考えているかもしれません。しかしどちらにしても私がやらなくちゃいけないことだと思い続けるでしょう。
私の志はみんなが自分を好きになれるような社会を作ること。
自分を認めること、他人を認めること、それを広めるために最適な舞台が教育だから私は今ここにいます。
志は誰にでもあるものではないし、持とうと思って持てるものでもないと思います。
でも、持ってしまった私から言えば、志を持つと自分の軸ができます。何が正解か分からない今の世界で信じられるものがあるのは幸せだな…と思います。
…志って重っ!!(笑)
これに気付いたのは実は1週間前です。ずっともやもやしていたことが自分的には納得できた瞬間でした。
さて、もやもやがすっきりしたところで知りたいことがたくさん生まれてきました。
ちなみに昨日は本をたくさん買いました。また今度紹介しますね。
今日はここまで~明日もお楽しみに!