模試の復習法 ~国語のいろは~ | 東進ハイスクール つくば校 大学受験の予備校・塾|茨城県

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2022年 6月 8日 模試の復習法 ~国語のいろは~

皆さんこんにちは!

本日のブログ担当は高木です。

もう六月も中盤に差し掛かっています。

時の流れが速いんだが遅いんだか、最早わからなくなってきています。

きっと、乱れた生活で曜日感覚が消え去ってしまったからでしょうね。

受付でみんなの週間予定シートを確認して「あ、今日は水曜日か」とか思う始末です。

私の曜日感覚のためにも、週間予定シートは欠かさず書いてファイルに挟んでおきましょう。

 

……そんなことはどうでもいいんです。そそくさと本題に入りましょう。

はい、いよいよ今週末になりました、全国統一高校生テスト

みなさん対策はできていますか???

ブログでは復習の話題を扱っていますが、テスト前の対策もしっかりして、まずまず復習する量を減らせるよう頑張りましょう。

 

私からは国語の復習法をお伝えします。

復習法と書いていますが、そんな大層なものではないですので、ご了承を。

実を言うと、ちょうど一年前の6/3にほぼ同じ内容でブログを書いていたんですね!

去年のテーマは復習にフォーカスしたものではなく、勉強法全般に関してでした。

『模試のいろは』と銘打って国語の勉強法についてつらつらと書いていたので、一年前の私にツッコミを入れる形の文面で記述していこうかなと思います。

 

 

『とりあえず一言挙げると、「国語は感覚で解かない方が良い」ということです。
この言葉、自分が高校生だったときにそのまま言ってやりたい言葉ですが、そうです、感覚で解かない方が良いです。
これは私の高校の担任の先生が教えてくれたことなのですが、国語とて必ず正解の根拠があります。
まるで数学の回答のように、現代文の問5の答えが④になる理由は存在するのです。(あくまでも例ですよ)
「国語の問題は正解という正解がないから難しい」といった声をよく聞きますが、いや、よく考えてみてください。
正解が無かったら先生たちどうやって採点するのよ! となってしまいます。』
 
と書いていたようですね。うんうん。
 
『そこでポイントなのが、感覚ではなく「採点基準を意識して解く」ことです!
現代文なら、本文に出てきた単語と問題の選択肢の言い換えがきちんと当てはまっているかや、作者が一番強調しているところはどこか……などを探していくと、出題者が喜びそうなポイント(採点基準)に行き着くと思います。』
 
ほー。
復習のときは、解答解説がありますから、明確な採点基準がわかります。
復習の際にどれだけ採点基準の感覚を身に付けておくことが大切だと思います。

『古典や漢文は、やはり基本の単語の知識がモノを言うと思います。
また、前置きに挙げたような(前置きでは季語について触れていました)「古典常識」もあると、ますます読みやすくなるはずです。
出題者はその辺りを踏まえた問題を出題してきそうな気がしませんか???
 
このように出題者になった気持ちで解くと、国語の問題は解きやすくなるのではと思います。
 
みなさんだったらどこをどう問題にしますか?
現代文だったら、古文だったら、漢文だったら……
是非考えてみてください。

そして、その考えこそが模試中にみなさんが意識して解かなければならないポイントなのではないでしょうか。』
 
なんだか偉そうですね。
でも、この「出題者になる」という意識は欠かさずに持っておいてほしいです。
答えが手元にあるのだから、実際に意識して解かなければならないポイントが分かるはずです。
そしたら、そのポイントに絞って復習すればよいのです。
 
『と、偉そうに書いてきましたが、私も国語の問題に翻弄された一人です。』
 
あ、やっぱり。一年前の私も同じことを思ってましたね。

『やはりたくさん問題を解いて直して解いて…を繰り返す必要はあります。
出題者の気持ちに近づくためにも、国語こそ模試後の復習を欠かさずやるといいと思います。
そのときに回答の根拠を明らかにすると良いと思いますよ!』
 
……だそうです。
ぶっちゃけ国語の復習なんて、一番後回しにされるのが世の常です。(そうじゃないと言ってほしいが)
ただ、少しでも解答解説を読む時間をつくると、次回以降の模試に生かせるのではないでしょうか。
 
 
いつものことですが、長くなってしまいました。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
 
いやー、人は一年ではあまり変わらないものなのでしょうか。
自分の文章を見返してみて、少し恥ずかしくなりました。
ちなみに、国語以外にも今でも勤務している担任助手の「模試のいろは」が読めるので、去年のブログをあさってみると、けっこう楽しいかもしれませんよ。
 
それでは、今日はこの辺で。
明日は小澤先生です!
お楽しみに~