志望校・併願校の決め方 | 東進ハイスクール つくば校 大学受験の予備校・塾|茨城県

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2021年 9月 19日 志望校・併願校の決め方

お久しぶりです!担任助手の河野です。

高校生のみなさんはとっくに夏休みが終わっているかと思いますが、気づけば私も夏休みが終わってしまい、昨日から後期の授業が始まりました。土曜だというのに1限からガッツリ1日使っての授業でした…笑

今までに比べて格段に長い夏休みでしたがやはり楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまうものですね。コロナの影響で予定していた旅行やイベントがなくなってしまったということもあったのは少し悲しかったです…。あっという間ではありましたが、学科の先輩と一緒に撮影のお手伝いをさせていただいたり、TOEICを受けたり、教習所に通い始めたりと、様々なことに挑戦できた夏になったのではないかと思います。特に撮影の手伝いに参加させていただけたことは自分の中でも大きな糧になりました。多少は実りのある夏になったな、なんて思います。

今更ではありますが皆さんはどんな夏を過ごしたでしょうか?受験生は時間が確保できる夏が勝負、とよく言いますが出し切れたでしょうか?ここからはひたすら2次の過去問と苦手に向き合うことになります。夏に少しでも公開、未練がある人はこの秋人生最大の努力をして合格を掴み取りましょう!!

 

 

 

さて今回のテーマは志望校・併願校の決め方です。

受験生の皆さんはそろそろ固めていきたいところですね。低学年の皆さんも、早く決めていいに越したことはありません。

そもそもなぜ志望校を定めるのか、というところですが、それは志望校の合格点数と現在の自分の点数とのギャップを知ってその差を埋めていく勉強をするため、というところが一つ理由としてあります。また、自分の目標がしっかり定まっているとモチベーションがブレづらいということなんかも挙げられます。

実際私も志望校が自分の中で固まってから勉強に対する姿勢が自然と前向きなものになったと思っています。

 

さぁ本題の志望校の決め方ですが、正直にいうと今の大学をどうやって見つけたのか全く思い出せません… 元々第一志望だった大学が別にあったのですが、その大学は親が「ここはどう?」と教えてくれたところでした。おそらくその第一志望が決まってから派生する形で調べていく中で出てきたんだったかな?という感じです。皆さんはこんな適当な決め方しないでくださいね…

併願校は以前黒田先生のブログでもありましたが、「仮に進学することになったときに納得して進学できる大学」を基準に考えていました。第一志望に合格するのが最大の理想形ですが、そう簡単にはうまくいかないのが受験です。もしも、は考えざるを得ません。行くかどうかも分からないし、のスタンスで適当に決めて後悔するのは自分なので、今併願校を適当に設定している人がいたら絶対にやめた方がいいです。

 

ということで私の経験談はあまり参考にならないので、今までのブログで紹介されていた考え方もとても役に立つのでそちらの方も参考にしてみてください。

 

流石にそれだけだと投げやりなので志望校を決める上での判断の基準になるものをいくつか紹介できればと思います。

まず自分の力で変えられない要因・基準自分の気持ちによる基準の2種類に大きく分けることができると思います。

自分の力で変えられない基準というと、場所・立地、通学時間、学費の問題などが挙げられると思います。場所はよく大学を決める上で引き合いに出される基準の一つだと思いますが、都会で暮らしたい、一人暮らしをしたい、という考えからこの話題がよく出るのかもしれませんね。また、一人暮らしをする余裕はないから家から通える範囲で、なども考える基準になります。

もう一つ、自分の気持ちによる基準は、学びたい分野を学ぶことができるところ、大学の雰囲気、大学のネームバリューなどが挙げられるかと思います。私としては、学びたい分野の授業を展開しているという点は志望校を決める上でとても重要になる基準の一つだと思うので、気合を入れて調べてみて欲しいことの一つです。正直、大学のホームページに書かれていることだけを読むとみんなが興味を持ちそうな言葉で書いてある場合もあり、自分の中で想像や期待を膨らませ、入学してみたら思っていたことと違う内容の授業をやっていた、なんてことが起きる可能性もあります。実際にどんな授業を展開しているのか、ということを知りたい場合はシラバスを見ることをオススメします!!シラバスとは、簡単に言うと授業計画が詳しく書かれた資料のことです。実際に私が後期から取る音響技術Ⅰの授業のシラバスを紹介します。

見てお分かりの通り、授業に関する全てのことが載っているといっても過言ではないです。時間や先生、成績評価方法などが詳しく載っているので、シラバスを見ながら取りたい授業や時間を考慮しつつ取る授業を決めていく、と言うことを大学生はしています。その中でも一番気になるところはやはりどんな授業をするのか、というところですよね。年度や先生によって多少授業内容が変わることはありますが、根本的な学ぶことはここに書かれている通りのことです。何回目の授業でどんなことを学ぶのか、ホームページに書いてあることだけではわかりきらないことが詳しく書いてあります。

姉に教えてもらうまでシラバスの存在は知らなかったのですが、どこの大学に行きたいのか路頭に迷っていた時に、シラバスを見て自分が想像していた授業内容と違った、逆に面白そうな印象を受けた、など実際の授業の様子をリアルに想像することができました。やりたいことがまだ決まっていない、という声も最近よく聞きますが、それはまだ何も情報を得ていないから自分の興味のあることを見逃している可能性がある、と言うことでもあると思います。まずは少し興味がある、と言うだけの大学でもシラバスを見てみると面白いと思います。「◯◯大学 シラバス」で検索すると出てくる大学もあると思うので、やりたいことが決まっていない人こそいろいろな分野の授業を広く浅く、でも見てみることをオススメします。

 

 

またこれはぜひ活用して欲しい東進コンテンツの一つなので紹介しておきますが、トップリーダーと学ぶワークショップやりたいことが決まっていない人こそ参加してほしいイベントの一つです。興味がないから、と言う理由だけで参加しない人もいますが、興味がないからこそ、参加して欲しいのです。先ほども言いましたが、興味がないのはそれに関する知識や情報がないからです。何も知らないのに興味があるのかないのかすらわからないはずです。参加してみて自分が知らなかったことを知ることで興味が湧いてきたり、もっと知りたい・学びたい、と思うようになる可能性は十分にあります。もし「やっぱり興味がなかった」で終わったとしても、この分野は自分にはあっていないんだな、と改めて自分を知ることができ、目標を定める上で選択を絞っていく材料にもなるので、参加した時間が無駄だった、なんてことは決してありません。私も生徒時代は一度も参加したことがなく、担任助手になってから初めて聴講に行ったのですが、今まで全く興味を示してこなかった脳科学の分野の話でも十分に楽しむことができました。そもそも大学の教授は話が上手な方やわかりやすく話してくれる方がほとんどだと思います。大学生ではなく、高校生に話しているのでなおさら丁寧に話してくださっていると思います。まだ参加したことがない人は次のトップリーダーのイベントが開催された時には参加してください!!

 

 

と言うわけで、今回は志望校・併願校の決め方についてお話ししてきました。まだまだ迷っている人は自分で資料を取り寄せたりして調べても、安直にどこかの地域の大学を絞って検索してみるでもよし、担任助手に相談するもよし、どんな方法でもいいので自分が心から行きたいと思える大学を一つでも見つけられるといいですね。いつでも相談に乗るので話を聞いてみたい人がいれば聞きにきてください!

 

 

次回は内田先生です!お楽しみに!!