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2022年 5月 18日 志の話をしよう
こんにちは!担任助手2年の井上です。
最近は晴れてすこぶる暑くなったり、曇りや雨になって気温が上がらないか、ジメジメする暑さになると空模様も忙しさを見せていますね。
皆さんは高校の定期テスト対策や作文、私たちも試験対策や中間レポートで忙しくなる時期ですが、一緒に頑張っていきましょう!
さて、今日のテーマは志について、ということで、書き連ねていきます。
まず私の夢は地球科学を専門とする研究者になることです。
世に聞く「好きなことで生きていく」というやつですね。
まあ冗談はさておき、志の方は地球規模の大気循環の解明と予測モデルの構築を通じて、国際的な問題と化している地球温暖化などの気候変動解決の糸口を切り開く人間の一人になることです。
などと、偉大そうな志を謳うわけですが、これで人生の道を確定させているわけではなく、あくまで有力なプランの1つに据え置いている、というのが正しいです。
正直言ってしまえば、夢の詳細のところから曖昧なままで、大気の大循環を扱うか地下のプレートの運動の方を扱うかというテーマ選択も思うようにできていない状況です。
まあどちらにしろ将来は大規模かつ物理が絡むような地学現象を扱うところまでは決めてはいますが、今やろうとしていることで言えば、研究者を目指すために専門の勉強を学部生のうちから齧っていくこと、院進して以降は研究業績を上げられるよう努力するということくらいです。
ちなみに私が大気の研究に進もうとすることに関しては、かつてお世話になった担任助手の先生が同じ夢を抱いていたということも大きいです。
皆さんも担当の担任助手や、興味の近い担任助手の先生に話を聞き出してみると、それが夢や志に繋がっていくかもしれません。
私自身の話はまあこのくらいにして、皆さんの中には職業まで具体的に決まっていて迷いのない人もいるかもしれませんが、あるいは私のように大学以降の進路に悩んだり、大学や学部自体も決まっていない人もいるかもしれません。
そんな人は悩み、仮決定をしてまた悩むようにしてください。悩んで志望校を仮で設定しては他の候補も調べておく、悩んで大学後に入る業界を仮に決めてその先の進路を悩む、と言った具合です。
ポイントは悩み続けることと仮に決めること。
悩み続け、その結果将来のやることについての情報に敏感になったり自分で調べようとすれば、より良い未来の選択肢に巡り会う可能性が増します。
そして悩むさなかでも仮に決めておくことで悩む方向性が絞られたり、その目標が頑張る理由にもなり得るからです。
これを今まさに経験している私がいうのも説得力に欠けるかもしれませんが、これを通じた先により良い進路決定とその後の活躍が待っていると考えています。
この変化に絶えない世の中にあって、進路の安定を掴めないというのはなかなかに苦しいことでしょう。
しかしそれは同時に、君たちに数多の可能性の道が開かれている証拠にほかなりません。
仮に決めてからは突き進もうとも途中で変えようとも良いですから、いっっぱいに悩んだ末には君たちの進みたいと思える、そんな道を決めて、歩んでいって欲しいなと思います。
直近の話をするなら今、高2以下のみんなを悩ませている志作文の作成についても、そんな将来の飛躍につながる悩みの時期の発端、あるいは一部になっていくと思って取り組んで欲しいなと思っています。
ちなみに以下は私の大好物の餃子(5/8、野外実験帰りの横須賀にて)
宣伝でもおふざけでも何でもなく、これを定期的に満腹まで食べること自体もまた、私の人生のテーマです。
といったところで、今回のブログは以上になります。
次回の担当は大岩先生です!お楽しみに!