ブログ
2023年 1月 23日 大学での勉強ってどんな感じ?~筑波大学生命環境学群地球学類編~
皆さんこんにちは!
担任助手の澤です。今週から月曜日のブログの担当となりました。私の担当分では、私自身が大学でどのような勉強をしているかの紹介をしていこうと思います。
皆さんに大学での勉強に対してより明確なイメージを持ってもらうことを目的としています。地学への興味の有無や文理に関わらず一読していただければ嬉しいです。よろしくお願いします!
連載を始めるにあたり、まずは筑波大学生命環境学群地球学類について簡単に紹介しておきたいと思います。度々ブログでも紹介していますが、今一度…
そもそも地球学という学問について、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?
誤解を恐れずに言えば、地球に関することを扱う学問全般だと考えられると思っています。現在の地球で見られる様々な自然現象や人間環境・生活の関わりを学んだり、過去の地球で起きていた現象を探ったり、過去や現在の分析を通して未来を予測したりと、空間スケールや扱う時間軸は様々です。
高校での科目に関して言えば、地学や地理学で学ぶ内容が近いかもしれません。
ただ、3年生までのカリキュラムを一通り終えた状態で改めて振り返ると、物理や生物、化学選択者が進学しても十分に理解を深めることができると思います。
私自身が通っていた高校については、地学を教えることができる先生がおらず、選択することができませんでした。全国的にも地学担当の先生の数は他の科目に比べて少なく、地球学類に進学するような学生でも、高校で地学を選択している人は少なかったりします…。中には自力で勉強して受験科目として使っている強者もいましたが…。
ともかく、そんな地球学を専門的に学ぶことができるのが、筑波大学の地球学類です。他の大学でも地球学を学ぶことはできますが、筑波大学ならではの良さを感じることも多々ありました(追々お話しできればと思います)。
学年ごとの大まかな学習計画は以下の通りです。
1年生 基礎科目や専門導入科目、講義がメイン
2年生 講義、野外実験、室内実験、専門語学
3年生 講義、野外実験、室内実験、専門語学
4年生 卒業研究
次回以降のブログでは、より具体的な勉強内容についてお伝えできればと思います。私自身が大学3年生で履修していた3分野、大気科学、水文科学、環境動態解析学について、魅力をお伝えしていきます!
ひとりでも多くの高校生の皆さんが地学に興味を持ってくれたら嬉しいな、と思いつつこの記事を書いています。
少しでも「面白そうだな」と思った方がいたら、ぜひ校舎で声をかけてくださいね!!
明日のブログ担当は高木先生です。
お楽しみに!