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2023年 2月 20日 大学での勉強ってどんな感じ?~水文科学編その1~
皆さんこんにちは!
月曜日担当の澤です。
さて今週からは、水文科学編です!
まず今回は水文科学とはどんな学問なのか、大学3年生なりに紹介したいと思います。
私たちは普段から生活の中で水を使っていますよね。
地球上の水について考えたとき、最も量が多いのは海水ですが、そのほとんどはそのままだと私たちが生活に使うのが難しい水です。
私たちが水資源として利用できるのは淡水であり、大気中の水が降水として陸域にもたらされたときにアクセスできるようになる、ということになります。
また、水は使うと汚れます。
水環境は私たちの生活に強く影響し、また、私たちの生活に水環境が規定されるという相互作用があるのです。水環境を正しく理解することは、私たちの生活を維持していくうえで非常に重要です。
その役割を担うのが、水文科学なのです。
私自身は大気科学を学びたい、というモチベーションで地球学類に進学したのですが、入学後から今に至るまで水文科学も学ぶことで、その重要性や面白さを感じる機会が頻繁にありました。
最終的には大気科学専攻となりましたが、水文科学という学問を知らない高校生が多い(私もそうでした)ということは非常に勿体ないのでは、と思っています。
この記事を通して少しでも興味を持ってくれる高校生の方がいたら嬉しいな、というモチベーションで書いていきたいと思います。
次回からは、水文科学分野の授業ではどんなことを学ぶのかについて紹介していきます!
明日のブログ担当は高木先生です。
お楽しみに!