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2021年 9月 7日 受験の「もしも」の選び方

みなさんこんにちは!!

お久しぶりのブログですね。なかなか更新ができておらずごめんなさい……。

9月一発目のブログは高木が担当です。

 

 

今回のテーマは志望校・併願校の決め方について、です。

受験生はもちろん、低学年の人たちも、志望校や併願校を本格的に固め始めなければならない時期になってきました。

 

やっぱり第一希望を目指したい!!

……その気持ちは実に大切ですが、もしも、を考えておくこと(=併願校を考えること)は受験において不可欠なことです。

今回のブログからは担任助手の志望校・併願校の決め方をお伝えしていきます。

 

(※かなり長くなってしまいました。長文注意です……)

 

 

①私の志望校

まず、第一志望校についてです。

私の第一志望は、筑波大学人間学群教育学類でした。

どうして筑波を目指すことにしたのか、お話しします。

 

まず、私が第一志望校を考え始めたのは一番最初の進研模試の時でした。

志望校記入欄があり(当たり前ですが)え、何を書こう、と迷ったものです。

もともと教育系には興味があり、その学部学科で絞って調べてみることにしました。

高校が私立だったので大学は国公立がいいと思い、その中でも、教員養成に力を入れていない大学に絞って検索。

と、いうのも、親と志望校について話し合ったときに「お前は教員に向いていない」と真っ向から言われ結構なショックを受けたもので……。

その意見に引っ張られた私は、教育を根本から学べる大学を志望校にすることにしました。

ここまで大学を絞るとだんだんと限られてはきましたが、筑波にした決定打は、高1のGWに家族で日帰り旅行で訪れた際、つくばの街の雰囲気にあこがれたからです。

もうみんなご存じかもしれませんが、私は埼玉県に住んでおり、私から見た茨城県つくば市は小観光地であるとともに、恰好が良い研究学園都市でもあったわけです。

そんなわけで私の第一志望校は筑波大学人間学群教育学類に決まり、最初の模試から最後の模試まで変わることはありませんでした。

 

と、ここまでが第一志望校の話。

つぎは本題の併願校の話に入ります。

(前置きが長すぎましたね)

 

 

②私の併願校

次は併願校の話です。

併願校を本格的に考え始めたのは高3の夏過ぎでした。

校舎長との面談や高校の担任の先生との面談で、「もしも」を、もう考えなければならないところまで受験は迫ってきているのだと実感しました。

勧められたのは、青山学院大学、学習院大学、日本大学、日本女子大学、文教大学……などレベルは様々でしたが、教育系の学部がしっかりと設置されているところでした。

が、勧められた併願先がどうしても気に入らなかった私は自分で色々調べ、担任に打診していきました。

 

気に入らなかった理由、それは今考えてみれば、とてつもなくどうでもいいこと、かつ個人的な見解にすぎなかったのかもしれませんが、当時の私にとっては結構な死活問題でした。

それらをせきららに、つらつらと書いていきます。

 

まず青学ですが、とにかくキラキラした大学生にはなれる自信もなければなりたくもなかったので、速攻却下しました。

自分を磨くことに自信のなかった私は、都心の大学生……考えただけで恐ろしい、なーーんて思っていました。

まあ、都会に行くからといってお洒落をしなければならない、なんてルールはないのですけれど。

ほぼ同等の理由で学習院も考え直しました。

(ほんとは学力的にも不安が残るから、という理由もあったのですが)

 

日大は併願校としては最適だと思っていたのですが、個別試験(とくに世界史)の内容が案外難しく、心配に感じていました。

 

女子大に関しては入試本番付近まで、本当に全く考えていなかったのですが、併願校としては良いと高校の担任が勧めてくれました。

勧めてくれた理由としては、性別上女子に限られますが、女子大は物理的に志願者が減るからだそうです。確かに。

 

文教はオープンキャンパスに行って、行きたくなくなったので併願から外しました。

これはお恥ずかしい話ではあるのですが、オープンキャンパスの模擬講義で少し居眠りをしてしまいまして……

(みんな絶対そんなことしちゃだめだよ)

すっごく後悔したその後、親と一緒に来ていたのですが「興味がなかったってことは別に目指す必要も無いんじゃないの?」と言われ、確かにそうだなぁと思ったのをよく覚えています。

 

 

そんなこんなで、最終的に併願校として決定したのは、

都留文科大学(公立・中期の募集があるから)、埼玉大学(国立・後期で挑戦しようと思っていた)、中央大学(私立・学部と立地が気に入った)、日本大学(私立・学部の多さで選んだ)、日本女子大学、東京女子大学(いずれも私立・女子大で検索し、ここに絞った)、といった感じになりました。

 

とは言いつつも、これは共通テスト前までの話であり、とても理想と言えば理想的な併願校でした。

共通テストの結果によっては、第一志望校も含め、レベルを下げたり学部を増やしたりなど、大きく変動していたと思います。

 

 

私の志望校・併願校はこうして決定していきました。

私は結果的に推薦で筑波に受かることが出来ましたが、「もしも」上手くいっていなかったと思うと、今でもとても怖いです。

本当に「もしも」をじっくり考えておくことは大切です。

受験生にとっては、特に「もしも」は、今は考えたくはないかもしれないけれど、まだ第一志望校の結果が出ていない今だからこそ、向き合えることだと思っています。

また、低学年の人たちにとっても併願校に興味を持っておく、という時間はとても大切であり、受験生でない今しかできない事なので、まだ先のことと思わずに考えてほしいです。

 

 

……やっぱりとっても長くなってしまいました。

このブログが少しでも大学選びのお役にたてれば幸いです。

ここまで読んでくれてありがとう!

 

 

 

明日は井上先生です!

お楽しみに~