僕の将来像紹介~将来のことを考えるのは、なぜ今なのか?~ | 東進ハイスクール つくば校 大学受験の予備校・塾|茨城県

東進ハイスクール つくば校 » ブログ » 僕の将来像紹介~将来のことを考えるのは、なぜ今なのか?~

ブログ

2022年 5月 28日 僕の将来像紹介~将来のことを考えるのは、なぜ今なのか?~

 

皆さん、お久しぶりです!!1年松本勇人(はやと)です。

先日、友達数名とボウリングをしに行ったのですが、2ゲーム目の終盤から大殿筋と主根屈筋・長掌筋の筋肉痛を発症しまして、流れが悪くなりました。溝にボールがどんどん吸いこまれていきました。ガァーターー。なんてこった。

体力・筋力ともに落ちております。もうなんかガックリですね…戻さねば!( ;∀;)

ちなみに、ボウリングめっちゃ下手です。

不名誉なことに、友達にはダブルスコア(!?( ;∀;))、トリプルスコア(!!??Σ(゚Д゚))で大敗します!

 

さて、今回は僕の将来像についてです!

今回は、僕の将来像紹介ののち、それに自分でツっこんで掘り下げていきます。最後には、どうして私たち担任助手が口酸っぱく「将来・志を考えよう!」と言っているかについても書いていきます。

KO大の英語を彷彿とさせる超長文です。もちろん、日本語です。(笑)

今回、というか今後もこのレベルの文章量が普通になるかも!?で、前回のブログでの「こんなに長くなることは今後ない」という発言を早くも撤回することになりますが、最後まで読んでみてください!!

ちなみに、かなり内容が医療系の学部向け?で高校時代の医学科推薦入試面接時の質問対策とその答えみたいになっていますが、今回もどうぞよろしくお願いします!!

早速ですが、前回のブログで紹介しました通り、僕は将来、理学療法士(Physical Therapist: PT)になります。

結論から言うと僕の将来像は、内部障がい(心臓・腎臓・呼吸器・免疫系等の内部器官の障がい)及び運動器の専門理学療法士資格を取得して内部障がい患者を診る傍ら、運動器及び呼吸・循環器系の知識をスポーツ分野に生かし、運動器に障がいをもつ高齢者の生活支援・アスリートの競技能力向上に寄与できる理学療法士になることです!

 

さぁ、ここで…ですが、僕が「志」という言葉を使用しなかったのは、まだ具体性に欠けるからです。運動器とか内部障がいとかいっても対象となる疾患・局所が多すぎます。

それに、専門資格を取って何をゴールに据えて職務に臨むのか等々考えるべきこと、詰める必要があることがたくさんあります。このことは、僕自身が痛感していますが…

高校生時代に様々な医療系の職をみていく中で漠然と医療人になりたいと思ってはいたものの、何をしたくて、何が自分をそうさせたのか今になっても考えています(笑)

 

なんだか、暗いイントロ?になりましたが、次からは上の青字の僕の志もどきの将来像についてみていきましょう!!!

 

まず、僕自身が初めてPTを知ったきっかけは、中1の夏から秋にかけてオスグッド・シュッラッター病という何とも難病チックな成長痛に悩まされ、サッカー(小1からやっていました)はおろか歩くこともままならなかった時期を経て、復帰まで4か月ほど献身的にリハビリテーションに携わっていただいた1人のPTとの直接的な関わりです。

どうしてその専門分野なのか?に関しては、これは自分が興味を持っているスポーツと次に述べる私の祖父のエピソードが大きく関わっています。彼は若い頃、オートバイのツーリング中に膝蓋骨・腓骨、そして骨盤周りの骨折をしてそこから奇跡的に生還したものの、日常生活が大きく障害された状態にあります。当時ではそれなりの規模であった病院、そして今現在に至るまで大学病院規模の整形外科を受診しましたが、一向に回復が見込まれませんでした…

知識が無いために当然僕は何もできなかったですが、とはいえそんな状態にあった祖父に何もしてやれずに見過ごしている自分に罪悪感さえ感じ、祖父だけではなく他の今いる患者の方たちにも、痛みと共存しながら生活するその姿ではなく、以前の生活で見せていた笑顔を取り戻させたいと思いました。

これら二つから運動機能に障がいのある方のリハビリテーションに関わろうと思いました。

さらに、現代社会に目を向けてみると生活習慣病患者、いわゆる内部臓器に障がいを持つ方が増えています。多くの患者へと技術を還元するためには、患者の数が多い疾患へ対応していることはもちろん、その質を上げるために専門性を備えた高いレベルでの医療行為が必要です。

自分の興味+大勢の方々への貢献+質の高い医療貢献の3点からこの領域、資格取得を考えました。

 

 

次に、医療と言っても臨床(既存の医療・治療法を患者に提供する立場)か研究(まだ確立されていない新たな治療法の開発に携わる立場)かで大きく二つがあると思いますが、

 

どうして臨床の道を選んだか?そしてそもそもなぜPTなのか?についてです。

 

前者についてですが、僕はそもそも二つの立場は相補的な関係にあると思っています。

どういうことかというと、研究成果がなければ医療は進歩せず臨床現場では何もできないが臨床は絶対に必要だし、逆に臨床現場での課題がなければ研究の必要はないが研究が不要なはずがなく、結果的に両者は医療の進歩には欠かせないものになります。

まぁ、あれですね。ニワトリが先か卵が先かみたいになっていますが、考えるとキリがないものです。

そのため、後者の質問にも関わってきますが、臨床の道を選んだというよりは、この職業につくことで現場での臨床実践を経て、研究によってそこでの課題から治療法を模索したり、自分の医療介入を振り返り、さらに良いものになるように研究成果を生かしていくことができることができると結論付けようと思います。

 

さて、続いて後者についてです。なぜPTなのか?です。

決して、きっかけを聞いているのではありません。この辺りは、面接時にもごっちゃにしがちなので注意ですね。理由では、自身の過去の経験ではなく、将来何を成し遂げたいのかを前提にそれを実現するための手段としてどうしてその職業を選んだのか?についてを話す必要があります。

僕の場合は冒頭の志実現のために、どうして外科医でもなくスポーツトレーナーでもなく理学療法士を選んだのか?について、他の似た職業にはない特徴を述べ、差別化を図る必要があるということです。大きく分けて、

・完全ではないものの、リハビリの方針決定の権利を持った国家資格。

・処方箋を与えて、効かなかったらまた来てくださいといった関わりの少ない医療行為をしない。

・臨床、研究のいずれにも関わり、故にPDCAサイクルの実践を自ら行えること。

です。

ここまででかなり筆を割きましたが、さすがに長すぎるので、箇条書きでいきます。気になる人は聞いてください!

詳しく答えます。

 

最後に、どうして私たち担任助手がこんなにも「将来・志を考えよう!」と言っているかです。

大きく分けて将来(大学在籍時)に関わる問題と、受験時に関わる問題の2つがあります。

 

前者は、大学を選ぶ際に将来の志が具体的に決まっていないと、進学した大学での授業時に興味のある分野が含まれる大雑把な領域の勉強にとどまったり、将来の職業に関わる専門的な勉強ができなかったり、授業が合わなかったり、つまらなかったりして、苦労して合格を勝ち取ったとしても大学入学前にした学部学科選択を後悔してしまうということです。

大学での勉強では、必修科目は与えられるものの、自分でやりたいこと・研究したいことをやる、もしくはそれを将来するために専門的な知識を身に着けにいく場所です。井出先生も言っていましたが、特に学年が上がると自分での授業選択が増えます。

そんな中で、将来が決まらずに興味だけで授業選択をしていては貴重な4年間を棒に振ってしまいかねません。大学でやりたいことを見つける!という場合でもある程度は考えないと、危ないかもしれません。

志が決まれば、それを実現するにふさわしい大学を選ぶことができます。そうすると、後者にも関わりますが、勉強戦略を立てやすくなります。

 

そして、後者の受験時に関わる問題ですが、これは大学ごとのレベル、出題傾向、医学部受験ともなると他にも注意しなければならないことが多数存在することによります。

志望校決定をするまでにしていた勉強が受験を決めた大学では滅多に出ない分野のものであったり、そもそも受験科目に含まれていなかった!なんてこともあるかもしれません。要は、志望校の受験リサーチが十分に行えず、知らなかったことが多く判明して、やるべきことが山積みになりそれまで立てていた勉強の計画が大きく崩れてしまう可能性があるということです。

 

将来の志を決めることの大切さ、少しは理解して頂けたでしょうか?大学が決まれば、必要な努力量、勉強科目・内容が決まります。ここまで考えられている人は強いです。長期的なスパンから短期まで、かなりやるべきことが見えてきます。

これらを考えると、ようやく週間予定シート記入や模試受験の意義も理解できると思います。

週間予定シートは上の長期計画を実現するための今週すべきことの具体化を行うために必須であるし、模試は理想と現実の乖離・自分のニガテ分野の把握を行い、短期計画の軌道修正を行なうために極めて重要です。

皆さんどれほど、意識的に取り組めていますか??

 

意識して書くも一回、そうでなくとも一回。あなたはどちらですか??

 

最後になりますが、僕がこれまでに書いてきた受験や将来の進路決定を経験するにあたっての注意点は、受験1シーズンを身をもって体験することで初めてわかります。受験を経験することでわかる全体外観、理想と現実の違いはやはり存在します。あの時期までに、これを完成させるべきだった、これは効率が悪い勉強法だった、直前1週間になってやることが山積みになり1日1日の大切さに気付いた、などなど…

 

だからこそ、そのあたりを分かりやすく皆さんに発信していくことも我々の役割であるし、これから力を入れていきたいと思っています!どうぞよろしくお願いします!

他の担任助手の方とは系統が違うものになってしまいましたが、次回以降も一回一回のブログで思っていることを詳しく色々書いていこうと思います!!

 

最後まで読んでいただきありがとうっございましたあああぁぁぁ!!

 

明日の担当は、藤原先生です!どんなお話が聞けるか楽しみですね!!それでは、また明日!!!(^^)/